医療知識について書いています

お薬手帳で医療費を削減

投稿日時:2017-10-02 11:17:59

最近、病院にいったら「お薬手帳」を求められることが増えたと感じてはいませんか? 薬局などでもらうことができ、雑貨店などでオリジナルデザインのものが販売もされています。お薬手帳は、特に持病・アレルギーなどの疾患をお持ちの方はぜひとも持っておきたいものです。

そもそもお薬手帳はなんなのかというと、いつくらいに、どの医療機関を受診してどんな薬を処方してもらったのかの記録を張り付けることができる手帳です。急な体調不良などで病院に行くことになっても、病院側はアレルギーや服薬中のお薬の確認をこの手帳だけででき、患者も説明する手間が省けるようになります。自分が飲んでいる薬のチェックにも便利ですね。

一時期「お薬手帳をもっていないと薬代が高くなる」という噂がネットで流れていましたが、これは大きな間違いです。一定条件を満たしている場合、むしろお薬代が安くなるシステムが導入されたことが、誤解されて伝わってしまったようです。

特定のクリニック窓口、調剤薬局などで6か月以内に受信した場合に、薬代がお安くなります。健康保険利用で3割負担の場合は1回40円と、決して大きな割引額ではありませんが、チリも積もればやまとなりますので、持病などで度々通院する方にはありがたいシステムです。

お薬手帳は適切な薬剤の処方をしていただくためにも有効なものです。積極的に活用していきましょう。

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薬には副作用があること

投稿日時:2014-05-21 12:43

医療機関から処方される薬と市販薬には、必ず何かしらの副作用があるのです。

市販薬の場合は、自己責任でその薬を選んで注意事項など読んだりする人もいるでしょうし、そのまま気にしないって人もいるかもしれません。

医療機関からもらう薬も同じで、薬による副作用というのがあります。

医療機関の場合は、現在飲んでいる薬がないか、持病やアレルギーまたは過去に同じ薬によって何か副作用のような症状はなかったと多くの事を聞かれますよね。

これは、患者にとって処方する薬が適切なものなのかを確認するためなんです。

でも、薬の副作用なんて聞くとちょっと怖いイメージを持つ人がいるかもしれません。

副作用といっても必ず誰にでもあるわけではないんです。

風邪薬を処方されたときなどに

「副作用で眠くなったりする事があるかもしれません。」

なんて言われた経験はありませんか?

その薬を飲んだときに、本当に眠くなったでしょうか。

なっていないというなら、副作用が出なかったという事なんです。

医療機関からの薬の処方では、必ず薬の副作用について説明をしていますよね。

もし、説明がないなら、自分で薬の副作用はと医者に聞く事を忘れずにいて下さい。

どんな薬にも「副作用」というのは、あるんだという知識は必要だと思います。

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血液が赤い理由

投稿日時:2014-03-31 17:21

医療関係者は医療の知識を豊富に持っていますが、そういった勉強をしていない一般の人には医療はとても難しいことに感じますし、それほど多くの知識を持っていない方も少なくありません。

でも、健康を維持していくためにもやはり最低限のい医療知識は持っておきたいもいのです。

私達の体には血液が流れていますが、どうして赤いのか疑問に感じている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

人間はもちろん、多くの動物が赤い色の血をしています。

これはなぜかということになりますが、血液に含まれている赤血球が赤いからとされています。

そしてその赤色のもとはヘモグロビンとなっており、色素を持ったたんぱく質です。

それからその色素の中心には鉄があり、酸化鉄は特に赤くなるために血の色も赤くなります。

鉄が錆びると赤くなりますが、出血したときはヘモグロビンがすぐに酸素と結合し、それによって赤くなります。

ちなみにタコやイカなどは血液に胴が使われており、それゆえに緑青の血液となっています。

劇薬の定義

投稿日時:2014-03-24 14:33

現代の医療において薬はかかせないものです。

しかし、「劇薬」という言葉は聞いたことがあっても、どのような定義なのかを知っている人は少ないものです。

劇薬とは、薬事法にもとづき厚生大臣が指定する一群の医薬品のことです。

詳しく述べると、毒性が強く中毒量と常用量がきわめて接近しているものや、副作用の発現率が高いもの、常用量で激しい薬理作用を示すもので、使用法を誤ると危険なものが指定されています。

ですから、一般の薬とは別に保管、陳列することが義務付けられています。

容器や包装には、白地に赤枠、赤字で品名と「劇」の文字を記載しなければなりません。

似た言葉で、「毒薬」というものもありますが、毒薬は劇薬よりはるかに毒性が強いものを指します。

劇薬より毒薬のほうが約10倍の毒性があります。

医療で使われる薬には、このように、毒性が強いものも含まれます。

しかし、容量や用法を正しく守ることで、人間の医療に役に立てることができるのです。

整形外科と形成外科の違い

投稿日時:2014-03-17 13:21

医療には区分があります。その中で整形外科と形成外科の医療区分は、なんとなくわかりそうでわからないという人が多いでしょう。

いざ医療にお世話になるときに、どこを目指して受診すれば良いのか、迷うところのものです。

整形外科は、筋肉や骨といった内部の障害が発生したときに、機能の改善を目指して治療を施します。

具体的には骨折や打撲、捻挫などの治療となります。

それに対して形成外科は、身体の外に現れている変形や欠損、醜状などの形態の改善のために治療を施します。

ヤケドの治癒の後の形態や外科的な術後に現れた形態の改善などももちろんですが、顔の骨折など、治癒と同時に形態の復元も目指すべき時には、形成外科を選択します。

例えば乳がんの治療のために乳房切除手術を受けた後に、乳房を再建する手術は形成外科となるのです。

その中でも健康保険が認めている場合と認められない場合があります。

ちなみに保険適用は認められていないものの自分としては必要だと感じているときには、自由診療の美容系を受診するという住み分けもできます。

美容系となればもちろん生計外科的な要素を持つものがありますので、美容整形外科と美容形成外科があるのです。